中国古来から伝わる「九星気学」。その中で一番初めの本命星「一白水星」は、水のように順応性が高く、何事も器用にこなす万能選手です。芯が強く、穏やかで社交的な性格なので、恋愛でも仕事でも魅力を発揮します。
今回は、そんな一白水星の性格や特徴、恋愛運、相性、仕事運、金運についてじっくりと解説していくので、ぜひ開運のヒントにしてみてください!
一白水星とは?
まずは、九星気学がどのような占いか?という説明とともに、一白水星の主な性質と傾向についてチェックしてみましょう。
この記事では、九星気学の中でも人の基本的な性質を司る「本命星」をもとに二黒土星について説明していきますので、本命星を決定する生まれ年についてもあわせて確認してみてください!
九星気学とは
「九星気学(きゅうせいきがく)」とは中国古来から伝わる占術で、世の中に流れるエネルギーを9つの気と捉えて分類した「九星」と、木・火・土・金・水からなる5つの元素「五行」を使って鑑定する占いです。
九星は年・月・日・時のそれぞれに存在しますが、一般的に占いで使用されるのは人の生まれ年と生まれ月の九星です。生まれ年の九星を「本命星」と呼び、これが人の基本的な性質を表しています。
その中で「一白水星(いっぱくすいせい)」は、水の性質を持つ唯一の星です。この性質は人の性格や運勢に深く関わってきます。
一白水星の基本的な性質
水が蒸発すると、雲となって雨になり、地上に降り注いで河川へと流れ、時には滝として崖から激しく流れ落ち、やがて大海原へ注がれます。
地形に合わせて形を変えて大きな水流となるように、一白水星は多くの困難に見舞われても柔軟な態度で逆境を乗り越え、大きな成果を収めると言われている本命星です。
順応性とともに我慢強さを持っているので、試練を乗り越える力を備えています。
一白水星の生まれ年
本命星が一白水星にあてはまる生まれ年は、次の年です。
1954年(昭和29年)
1963年(昭和38年)
1972年(昭和47年)
1981年(昭和56年)
1990年(平成2年)
1999年(平成11年)
2008年(平成20年)
2017年(平成29年)
ただし、九星気学では2月3日頃の立春を一年の区切りとして使うので、1月1日から立春の間が誕生日の人は、前の年の九星をチェックしてください。 また、立春の日は毎年異なります。2月3日前後生まれの人は、生まれ年の立春の日を調べるようにしましょう。
一白水星の性格と特徴
続いて、一白水星の人が持つ基本的な性格や特徴について紹介します。 一白水星を表す大切なキーワードが書かれているので、どれくらい当てはまっているかチェックしてみましょう!
順応性が高く、フットワークが軽い
水がどのような器にも形を合わせられるように一白水星の人は順応性が高く、さまざまな物事に対して器用に対応することができるオールラウンダー。また、じっと落ち着いているよりものびのびとアクティブに行動したいタイプのため、フットワークの軽さも持ち合わせています。
持ち前の順応力とフットワークで、どんな場面やタイミングでも対応できることから、上司や先輩から期待されることが多く、チャンスに恵まれるタイプです。
温厚だけど頑固な一面も。我慢強さは九星No.1!
一白水星の方位は「北」にあるため、真冬の寒さを耐え忍ぶような芯の強さを持っています。我慢強さは九星の中でもダントツ1位。目標に対して迷わず突き進んでいくので、努力を苦にせず粘り強く取り組むことができます。
目標が見つからないと調子が出ないことがありますが、そういったときも多くの場合は精神力の強さで乗り越えられるはず!
また、優しく穏やかな性格なので周囲からはソフトな印象を持たれますが、内に秘めた粘り強さから来る頑固な一面を持っていることも覚えておきましょう。
クールに見えて社交的
一見すると知的でクールに見られがちですが、おしゃべり好きなので親しみやすさを覚えてもらえることが多いです。コミュニケーション能力が高く、空気を読む力にも長けているので世渡り上手でしょう。
課題やチャンスを器用にこなす姿から目立ってしまう存在になりがちですが、気取ったり自惚れた態度を取ることがないので、多くの人から好かれているはず!
また、困っている人を放っておけない面倒見の良さも持っています。一白水星の親身になって話を聞く姿には、感謝している人も多いのではないでしょうか?
考えすぎちゃう繊細な秘密主義者
社交的でおしゃべり好きな一白水星の意外な一面は、自分の心の内をさらけ出すのが苦手な秘密主義者だということ。相手の話は親身になって聞きますが、自分の話はあまりしたがらないのです。それは、深く考えてしまいがちな繊細さがあるから。慎重な性格なので、仲良くなるまでに時間がかかるという一面を持ち合わせています。
自分の話をしない分、相手に合わせてしまう傾向があるので、ストレスがたまらないように気を付けましょう。時には一線を引くことも大事です。
一白水星の恋愛観と恋愛傾向
一白水星は愛情深さを持つ星ですが、恋愛ではいったいどんな傾向があるのでしょうか?恋愛観について見ていきましょう。
さみしがり屋だから、好きなタイプはホッとできる人
一白水星の人は情緒豊かで愛情深い性格のため、さみしさに弱い部分があります。クールに見えて本当はさみしがり屋なので、さみしさがつのると普段の冷静な様子からは想像できない姿になってしまうことも。でも、そんなギャップが周囲からは魅力的に映ることでしょう。
一白水星の好きなタイプは、自分の話にじっくりと耳を傾けてくれて、一緒にいるとホッとさせてくれる人。いつもドキドキしてしまう刺激的な人よりも、安心感を得られる相手を求める傾向があります。
付き合い出したら、一生懸命に相手に尽くす
付き合う前は慎重に関係を進めたいタイプなので、一気に燃え上がるような情熱的でドラマティックな恋愛と一白水星は無縁と言えるかもしれません。しかし、ひとたび付き合い始めると、ひたむきに相手に尽くそうとする真面目さと愛の深さを持ち合わせています。
恋を実らせたいなら「依存」に注意!
愛情深い一白水星の人は、独占欲も強くなりがちです。交際相手に依存しやすいので、時には愛情が暴走してしまうことも!あまりに尽くしすぎると、相手から「重い」と思われてしまうかも……。
さらに、突飛な行動で相手から関心を持ってもらおうとする傾向があるので、高まりすぎた気持ちにはブレーキをかけるように注意しましょう。愛情を押し付け過ぎず、相手の気持ちに寄り添うことが恋愛成就のカギとなります。
恋の終わらせ方は?
愛情が冷めていくにつれ、デートの頻度が減り、連絡もしなくなっていくので、自然消滅で静かに恋を終わらせる傾向があります。別れを告げるためにエネルギーを使わないタイプです。
結婚で大切なのは、愛情の深さと信頼
自分よりも家族を優先。家族のためには献身的に尽くす、家族思いな性格が一白水星です。一生懸命に働くことで家族の支えとなり、自分の役目を果たそうとします。
パートナーとの関係には、愛情の深さや信頼を重視。心のつながりがあれば事実婚や別居婚でもOKで、結婚のスタイルにはこだわりがないのも一白水星ならではの傾向です。
一白水星の相性
九星気学の9つの本命星は、水・木・火・土・金の5つの属性に振り分けられています。この属性によって性格や特徴が表れ、隣り合う属性は相性が良いとされています。
ここでは、一白水星と相性の良い本命星・相性の悪い本命星について紹介しますので、人間関係や恋愛での参考にしてみてください!
相性の良い本命星
相手の本命星 | 相手との相性 |
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一白水星 | 同じ一白水星の人とは、性格や考え方が似ているので、すぐに仲良くなることができます。ただし、女性側の方が相手に尽くす傾向があるので、恋愛のいざこざには注意した方が良いでしょう。 |
三碧木星 | お互いの良いところも悪いところも補い合える良い相性です。エネルギッシュな三碧木星と冷静な一白水星が手を取り合えば、相乗効果が生まれてお互いの実力を上手く発揮できるでしょう。 |
四緑木星 | お互いに相談相手となって、心を通わせ合うことができる相手です。悩みや愚痴、本音を言い合うことができるので、心の通じた愛情あふれる時間を過ごせるパートナーとなります。 |
六白金星 | リーダーシップに優れた六白金星は、一白水星にとって頼りになる相手です。面倒見がとても良いので、さみしがり屋の一白水星の心を満たしてくれるでしょう。 |
七赤金星 | 七赤金星はいつも一白水星の面倒を見てくれるので、楽しい時間を過ごせるポジティブな間柄です。基本的な相性がとても良いので、強い信頼を築くことができます。もし第一印象が悪かったとしても、仲良くしてみると吉。 |
相性の悪い本命星
相手の本命星 | 相手との相性 |
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二黒土星 | 慎重になりすぎる一白水星に対し、おっとりしていて優柔不断な二黒土星は、“決断できない”という点で相性が良くありません。どちらも我慢強く穏やかですが、一緒にいるとなぜか窮屈に感じてしまいます。 |
五黄土星 | お互いに相手を理解し合うことが難しい相性です。パワフルでマイペースな五黄土星に対し、献身的で繊細な一白水星は振り回されてしまい、悩まされることも多いでしょう。 |
八白土星 | 忍耐強くおおらかな八白土星は、頑固な性格でもあります。一白水星にも頑固な一面があるため、お互いに譲り合うことが難しく、衝突してしまうことが多々あるでしょう。 |
九紫火星 | 「水」の性質を持つ一白水星と「火」の性質を持つ九紫火星は、性格が全く異なるため何かとぶつかりやすい相性です。冷静に向き合えば関係を保てますが、一白水星にとってはストレスがたまる一方かも……。 |
一白水星の仕事運
本命星によって発揮できる才能は異なります。ここでは、一白水星の仕事運について見ていきましょう。
チャンスに恵まれるが苦労も多い
上司や先輩に可愛がられるタイプなので、若い頃からチャンスに恵まれますが、その分だけ苦労することも多いです。 若いうちはなかなか成果を出しづらいですが、与えられたチャンスを無駄にしないよう、コツコツと実績を積み重ねることで努力が報われるでしょう。油断したり近道したりしようとせず、時間がかかってもめげないことが大切です。
幅広い職業で才能を発揮
目標を持っていれば、困難があってもひたむきに突き進む力を持っています。真面目で努力家な性格とともに、持ち前のフットワークの軽さと順応性が相まって、幅広い職業で活躍できるでしょう。
一白水星の適職と才能
仕事運で解説したように一白水星は幅広い職種で能力を発揮していきますが、その中でもとくに才能を発揮できる職業は次の2つのタイプです。
適職① 知性を活かす仕事
目標のためには努力が苦にならない性格なので、知性やクリエイティブな才能を活かしてコツコツと作業を進める仕事に向いています。周囲に認められるまでに時間がかかるかもしれませんが、真面目に取り組み続けることで成果を残せるでしょう。
具体的には、次のような仕事が適職です。
法律家
哲学者
作家
適職② コミュニケーション能力を活かす仕事
場の空気を読むことが得意で、人当たりが良く気遣い上手な一白水星は、色々な人と関係を築く仕事に向いています。人間関係は信頼がカギを握るので、誠実さを忘れずに仕事にあたることで評価を得られるでしょう。
具体的には、次のような仕事が適職です。
接客業
営業
一白水星の金運
金銭感覚がシビアなので、お金の管理は堅実派な人が多いです。貸し借りはせず計画的に貯蓄を増やそうとするタイプなため、基本的にお金で不自由することはありませんが、時には衝動買いや無駄遣いをしてしまうこともあるので気を付けましょう。
また、投資には向いていますが一攫千金を狙うのはNG。十分に下調べして、信用できる投資先か見定めてから始めるのが吉です。人の縁がお金の縁を呼ぶこともあるので、人間関係は大切にしましょう。
まとめ
今回紹介したように、一白水星の性格には次のような特徴があります。 読んでみて気づいた点も多かったのではないでしょうか?
順応性が高く、フットワークが軽い
温厚だけど頑固な一面も。我慢強さは九星No.1!
クールに見えて社交的
考えすぎちゃう繊細な秘密主義者
さらに、努力を積み重ねることができて器用さも持ち合わせているため、仕事では幅広い分野で才能を発揮できるでしょう。
恋愛面では愛情深さから来る献身的な面が長所とも短所ともなりうるので、相手の気持ちに寄り添うことができれば成就できそうですね!相手の本命星との相性を参考にしながら、関係を深めてみてください。
さらに詳細な恋愛運や結婚運が知りたい方は、生まれ月で決まる「月命星」も鑑定してもらうと良いですよ♪
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